稼げないとお嘆きのユーチューバーにチャンス到来
アドセンスやYouTubeで度重なるレギュレーション変更で収益悪化や最悪、アカウント削除なんていう最悪の事態を受けてしまう、ユーザーが多くてGoogleの収益分配システムに常に脅かされている人達には朗報です。6月21日、YouTubeに「新たな儲けのシステム」が追加されました。ただし、今回はYouTubeが提携した先の商品製作会社が「Tシャツのクラウドファンディング・プラットフォーム会社」のTeespring社ということもありアメリカの視聴者向けのみ。その新たな儲けのシステムについて詳しくお話しします。
ヴァーチャル店舗がつくれる「マーチャンダイズ」
YouTubeのヘルプのページには下記のように記載されています。
「クリエイターが YouTube で収益を得られるようにするため、利用資格要件を満たしているクリエイターであればどなたでも Teespring ストアを自分の YouTube チャンネルにリンクして、すべての動画の下に表示される棚で公式グッズを宣伝できる機能を追加しました。」
動画と設定の編集>視聴者のエンゲージメントを高めるためのツール
まずは動画をご覧ください!
この「マーチャンダイジング」が利用できるのはチャンネル登録者数が1万人以上いるユーチューバー。
Teespringとユーチューブの提携によって「マーチャンダイズ」(物販 EC)が利用できるようになります。アイテムがひとつ売れるごとに、「YouTube ボーナス」として1ドル相当がユーチューバーに支払われます。
今回の大きな変化としては、YouTubeの動画の下に棚が表示されるようになり、プラットフォームがヴァーチャルストアのようになる点です。商品購入は直接Teespring上で行うことになっています。YouTubeはすでに一部のユーザーを対象にテストを行った模様で、発表によれば、「Lucas the Spider」(ルーカス・ザ・スパイダー:クモが主人公のアニメーションを製作しているチャンネルで、現在までに10作品が公開されている)は1カ月未満で約100万ドル(約1.1億円!)を売り上げたというから驚き!!です。
人気のユーチューバーが自分のチャンネルや、自分自身のTシャツやマグカップを売る、イメージなんでしょうね。なのでフィシャーズやJoeブログのTシャツなんかをドヤ顔で着ちゃう人も今後出てくるでしょう。

🌟ご覧のようにYouTubeの動画下にCriteoの広告のように(この表現がわかりやすいかな)商品が並ぶ。
ところでTeespringって何だって?
ズバリTシャツ制作のプラットフォーム会社。確か14年ごろに40億円の資金調達に成功したスタートアップです。
詳細はこちらにあるので是非、読んでみてください。一旦はYouTubeとしてはこの会社との提携でコマース領域、YouTubeコマースとでもいうべきか、その領域のチャレンジなんだろうけど、この1日億人集まる動画プラットフォームがとてつもないEコマースサイトの可能性を示すことになることに間違いはないだろうね。

  











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