たった4年でシャンプー液が、ランボルギーニに!!
誰もがYouTubeで目にしたであろう米国のイタズラを仕掛ける番組で有名なHoomanTV(フーマンTV)。ビーチでシャワーを浴びている人達にシャンプーをかけ続けるいたずらや、ゴールドディガー(金目当ての女)を見つけて晒すどっきり、最近ではウーバーUberを呼んだら、ランボルギーニでやってくるなど数多くの大人気びっくりイタズラ映像で人気だ。2014年の5月24日からスタートし、今では総再生回数10億回を超える。ランボルギーニやフェラーリなど超高級車が次々と番組内で出てくるが、これもユーチューブでの成功あって手に入れたもの。たった4年でここまでの成功を収めたのだから、いかに彼の動画のアイディアがYouTubeにおいて受け入られらたかがわかる。(特に過去の作品の遍歴を見てみると、コストのかけ方がどんどん大きくなることがわかるはず)。とは言え、シャンプーやゴールドティガー(金目当ての女)がとりわけ新しいアイディアであるわけでもない、特にシャンプーネタは昔子供の頃、家や修学旅行で遊んでいた「どこにでもあるネタ」だった。それをいかに面白く、見せるか、それだけで世界の超高級車をコレクションできる成功にまで導くのだからユーチューバーの世界は可能性がある。そんな彼は昨年、自身の成功までのプロセスとそれを応援するプログラムを立ち上げていて、そこで「ユーチューバーとして成功するヒント」を語ってくれている。中東系アメリカ人の20代半ばの若者が今後、どういう形でネットの世界でビジネスを拡張していくか、目が離せない。
広告収益高い国にはローカライズが必要
このHoomanTVには日本語訳(自動翻訳ではなく)があり、日本エリアを対象にした配信、および関連ビジネスも展開している。こうした米国や世界中のYouTubeコンテンツの各国展開の仲介ビジネス市場もこれから大きくなるだろう。YouTuberになる以外にも、こうしたローカライズ(現地国対応)ビジネスチャンスも見逃せない。自動翻訳では伝わりにくいため、現地国言語対応により、当然視聴回数が増えることで収益も上がるだろうし、またHoomanTVのように、アパレル展開するなどのコマースにおいても現地対応は必須になるだろう。
YouTube関連ビジネスとして
①YouTube広告ビジネス  広告主 広告代理事業
②YouTuberなどのコンテンツモデル  ユーチューバーマネジメントビジネス(UUUM社など)
③ユーチューバーが利用する機材・ソフトウェアビジネス
があげられるが、こうしたローカライズビジネスは③のマネジメントビジネスの大きな市場になりそうだ。

  










この記事へのコメントはありません。