日々YouTube

中毒性のある音楽はYouTubeでブレイクする法則

 過去にはピコ太郎の「ペンパイナップルアッポーペン」がそうであったように、中毒性のある音楽とYouTubeの再生回数は比例する。その理由は単純で、アタマのなかから消えない歌を何度も再生できるオンデマンド配信の強みということだ。そしてそれが短ければ短いほど、何度もの再生回数が増えることになる。「ペンパイ・・・」はそういう意味では2分弱であるため、再生回数は億単位にまで伸びたわけだ。さらに言語が基礎的な英語ということで、世界共通で理解できた(?)点も大きい。
そんな中毒性音楽、DA PUMPの「U.S.A.」旋風が今、日本で吹き荒れている。7月30日に発表された「週間YouTubeチャート」(集計期間:7月23日~7月29日)では、「週間楽曲ランキング」で、先週の523.0万回再生(前週比402.8%増)をさらに上回る537.5万回再生(前週比2.8%増)を記録し、2週連続の首位を獲得している。
久々のシングルリリース、DA PUMPの「U.S.A.」は懐かしいユーロビートサウンド。(元歌もある)それを懐かしいと感じる40代を筆頭に、若者までも巻き込んでいる。中毒性ある単純な基礎英語「カーモンベイビー、アメリカ」っていうフレーズが脳内に寄生し、ついついYouTubeを視聴してしまった結果が2週連続の首位をもたらした訳だ。残念ながらオリコンチャート、つまり実売とは比例していない点も興味深い。

再度確認だが、YouTubeにおいては中毒性のある音楽がブレイクしやすい⇒再生回数が伸びる⇒広告収入も増える可能性が高い。一方でYouTubeで再生される⇒必ずしも実売につながる訳ではない。

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